映画「キングコング 髑髏島の巨神」の日本版ポスターがグッとくる!ついでに第1作のポスターも見てみよう

どうも、ヨシオッサンです。

 

今回は、「キングコング」の映画最新作の「ポスター」を取り上げます。

 

f:id:Yoshiossan0207:20170418172631p:plain

 

無料での動画配信が一般的になった今でこそ、予告といえば「予告編」動画のイメージが強くなってきていますね。

 

www.youtube.com

www.youtube.com

予告編がなんだか面白そうだったら、ちょっと本編も観てみたくなったり。

 

そんなご時世でも「ポスター」は、動画より素早く映画がイメージでき、まだまだ映画の「顔」としての役割を果たしているといえます。

 

相対的に地位が下がりつつあるポスター。

 

そんなポスターが僕の興味を引き付けたのでした。

 

 

 

1.ポスター「日本よ、これが最新の『キングコング映画』だ!!」

今年、「『キングコング』のリブート映画が公開される」という情報は知っていました。

 

興味がなかったわけではありませんが、

「昔、ゴジラと大暴れして熱海城をぶっ壊した」

「ストップモーションで撮影された怪獣映画の草分け的作品」

「『美女と野獣』のメタファーやロマンス要素を汲む作品」

としての作品。

 

「気になるけどあと一押しがほしい作品」にとどまっていました。

 

このポスターを見るまでは。

 

https://spice.eplus.jp/images/w9CdevA2IRGFuXYAuyan8j6oRvSR0ijLB5u3kOl5iDhy3j2Wvgd951c6HM9tNMod

 

spice.eplus.jp

 

ポスターに収まらず、上から怒りの形相でヘリコプターを握り潰すキングコング

キングコングだけではない、ヤバそうなモンスターも押し寄せる構図!

人間は下の方で炎に巻かれて逃げ惑うのみ!

 

「この映画はイケる!」

僕自身、これはいろんな人に言って回りました

 

僕意外にもそんな感想を抱いた方が大勢いらっしゃり、結構バズっている様子。

togetter.com

「日本の映画のポスターはダサい」といわれる昨今、珍しく日本版の方がいい感じのリアクションを得ていたのです。

 

2.日本版ポスター、なんと怪獣絵師による職人技だった

懐かしさを感じるのには、理由がありました。

 

この日本版ポスター、日本ではおなじみの「怪獣」のイラストを手掛けてきた「開田裕治」氏による作品でした!

 

僕は昔色々あったので、「古き良き」なんてあまり使いたくない側面もありますが、それでも僕の中に今も残っている「子供心」が叫びました。

 

「この映画を観てみたい!」

「でっかいスクリーンで観たい!!」

 

フッテージプレゼンテーションの終盤、日本国版ポスターデザインがスクリーンに映し出されると、その迫力と格好よさ、昭和の手描きの映画ポスターや映画看板を思わせる懐かしさに、会場からは拍手が沸き起こった。

日本国版ポスターを手掛けたのは、怪獣絵師として知られるイラストレーターの開田裕治開田裕治は、『ゴジラ』シリーズや『ウルトラマン』シリーズなど、数々の怪獣、ロボット、ヒーロー、特撮のイラスト、プラモデルのボックスアート、ゲーム各種アートを手掛け、全国で展覧会なども開催されている。

www.challenger.tokyo

ずいぶん久しぶりに見た「これぞスペクタクル映画!!」といわんばかりのポスター。

このご時世は、アナログ感や古臭さが目につき、時代錯誤といわれることすらあります。

 

そんなタッチのポスターが、昔懐かしのキャラクター「キングコング」の復活の熱気とともに、今は大人になった観客の子供心にうまく響き、化学反応を生んだのではないでしょうか。

 f:id:Yoshiossan0207:20170418174139p:plain

 

3.原点に立ち返る!初代「キングコング」映画のポスターはどうだった?なんと今でも買える!?

 さて、最新作のポスターに沸き立つなかで、せっかくですから昔の作品ポスターも観てみませんか?

 

 『キング・コング』(英語King Kong)は、メリアン・C・クーパー、アーネスト・B・シェードザックが監督・制作した1933年アメリカ合衆国の映画

キングコング (1933年の映画) - Wikipedia

 

1933年ということは、昭和8年、およそ84年前です。

初代ゴジラが公開されたのが1954年ですから、ここでもアメリカの化け物っぷりが垣間見えます。

 

そんな大昔のポスター、実はアメリカ本国では、今でも商品として取引がされているのです!

 

f:id:Yoshiossan0207:20170418181420p:plain

www.art.com

ポスター専門のサイトで、ここから買うには勇気がいりますが、ながめるだけでも楽しめます!

 

f:id:Yoshiossan0207:20170418180841p:plain

www.sekaimon.com

それに、以前に取り上げた個人輸入サイトの「セカイモン」でも、ポスターやグッズの取り扱いがあるようですよ!

dosukoi-kojinyunyu-hikaku.hateblo.jp

dosukoi-kojinyunyu-hikaku.hateblo.jp

日本語での表示があっても、サイトの商品はアメリカをはじめとした、海外と地続きだということ、改めて実感します。

 

 

ポスターは使い捨てというイメージがありますが、大事にされているものもあるのですね。

 

80年以上前の映画のポスターが今でも残っているとは、少し不思議な感じです。