やっぱりお花見の日は天気が悪くなる?
どうも、ヨシオッサンです。
いろいろとバタバタしているうちに、サクラの花は満開です。
あいにく東京は、2週連続で週末が雨模様。
今年の桜も、僕が見に行く前に散ってしまいました。
1.「なんでこう・・・週末に雨が降るの!?」
僕も最近、土日に天気悪いことが多いような気がしまして、何か情報は無いか検索してみました。
土日に天気が悪いる理由・・・意外に出てくる情報が情報が少ないです。
Yahoo!知恵袋という、ピンキリの記事がやたらヒットしたので、一応ナナメ読み。
雨が降るためには、空気中の水蒸気が水滴になることが必要なのですが
その水滴ができるためには、空気中のチリやホコリなど小さな核が必要です。
空気中のチリやホコリは
人間活動が活発に続いて、週の初めよりも、週末になるにつれて増えて行きます。
なので週末の方が雨ができやすく、回数も多いのでは?という発表です。
理屈としては、人工的に雨を降らせる原理と似ており、一理ありますね。
うーん、それでも違和感があります。
2.空気中のチリの量、本当にそれだけの理由?
本当にそれだけでしょうか?
雲は常に移動していますし、季節によって気候の変化が大きいだけに、これだけではすべて説明できません。
そもそも、「気象学会」で発表された内容が本当にその内容を示していたのでしょうか?
また、古い論文であれば、今では覆されているかもしれません。
それに、学会に発表されただけでは、科学的とは必ずしもいえないようです。
学会発表も学術論文も「研究の成果を公表する」という点では同じものですが、このうち科学的根拠となりうるのは、「学術専門雑誌に掲載された論文」に限られています。
元になる論文や学会がないか調べてみましたが、「知恵袋」の回答には明示されていませんし、探してみても見当たりませんでした。
替わりに見つかったのは、こちらです。
週末に雨が降る謎 - 文化放送ライオンズナイタースペシャル SET UP!
雨粒は大気中の水蒸気や小さなちりでできています。
そのちりを出しているのは主に工場や車から出る排気ガスなど。
排気ガスは週末になるにつれて蓄積されるから
週末に雨が多くなるのではないかと言われています。
「知恵袋」の書き込みは2011年10月21日で、こちらの記事はその前日。
内容も時期も近いですね。
ここでも、「『ではないか』と言われている」だけでしたし、誰が言っていたのかも明記されていません。
信頼できる情報であれば、もっと多くの情報があるはずです。
そのため、残念ながらこの説は話半分に受け止めておきます。
真相究明には、思っていた以上に時間がかかりそうです。
3.花は人を狂わせる、ついでに予定も
僕自身、休日に雨だった結果、予定がいくつも変更になってしまいました。
特に悪いことをしていないのに、楽しみだった予定が変更・・・あるあるですね。
これが仕事関係での変更だったなら、印象も少し変わるんですよ。
仕事ってやらなきゃいけないものですし、変更がつきもの、だいたいは許せるんですよ。(文化的にも)
それが、普段は天気が悪くないのに、外出する日に限って雨!
これは穏やかじゃありません。
休みの日ぐらい好きに過ごしたい!なのに雨!
このやり場のない気持ち、どこにぶつければいいのやら。
休みの日に天気が悪いと、平日より強く記憶に残ってしまうということは、あり得る話です。
4.天気に振り回された結果
多彩な日本の気候は、言い換えれば不安定ともいえます。
春は一年の中で最も気候の変動が激しい季節ですし、季節の変わり目には、体の不調が起こりやすくます。(※僕は風邪をひきました。)
雨で花見ができなかったとしても、これから気候も暖かくなり、活動しやすい季節となります。
ついつい予定を組んでしまった以上、それをやらなければいけない感じになってしまいがちですが、うまく予定が変更できるなら、そっちを楽しみたいところです。
別に、花見をしなければならないわけではないですから、他のことで楽しむこともでします。
そして、何をするにも体の健康が第一です。
ここで落ち込まずに、これからを楽しめる予定を立ててみましょう!